ALGYAN主催のIoT勉強会の振り返り + その後の実践(予定)内容の紹介
10/27(日)に福岡のエンジニアカフェで開かれた、ALGYAN主催のIoT勉強会に参加しました!
今回はその振り返りの紹介メインです。
今回参加したセミナーは「ReButton」というツールを使って、お手軽にIoTを体験しよう!という趣旨のハンズオンセミナーでした。
「IoTをやってみたい、と思っても、何から初めていいか・・・」
「Raspberrypiを買ってみたけど、セットアップで挫折してしまった・・・」
私もラズパイは持ってますが、使い道としては小型リモートサーバー兼Linux環境でプログラム動かす用PCみたいな使い方しか出来てません。。
本当はIoTやりたくて買ったのに、人感センサーとかカメラモジュールつけたりして、面白くて便利なものを作るはずが。。
という状況を打開しよう、IoTを体験しようと思ったのが、今回参加したきっかけです。
で、実際に参加した感想ですが、
期待以上の成果!
そして面白かった!
セルフハンズオン中、講師の松岡さんからは
「皆さん楽しんでますか?表情が固そうですが・・・」
と言われましたが、すごく集中してたんだと思います。とても楽しんでましたよ。
ReButtonは名前と見た目の通り、「ボタンを押す」ということしかできません。
しかし、とてもシンプルで使い方も簡単なので気軽に始めることができます。
このReButtonはMicrosoft社とSeeed社が共同で開発したものらしく、Azure IoT CentralやAzure IoT Hub上で簡単に動作させることができます。
作りもとてもシンプルなので、カスタムしたい方のため基盤もオープンに公開されているとのこと。
今回のハンズオンでの主な内容は、
1.ReButtonとAzure IoT Centralを繋げてみよう!
2.ReButtonからクリックの種類と電圧をモニタリングしてみよう!
3.クリックされたらスマホにSMSを飛ばしてみよう!
というところまでを行いました。
使用したテキストは、GitHubで無料公開されているので、興味のある方は、ぜひReButtonを購入して試してみてください!
ReButtonは約3000円程度と低価格(?)です!
www.switch-science.com
さて、ReButtonではAzure IoT Centralを使うことで、ボタンのクリック情報や電圧をモニタリングできることがわかりました。
次は、これを使って何ができそうかを考えます。
まず、ハンズオンセミナー中に気になったこととして、モニタリングしているクリックの種類は一つのルールの中で括られていました。
このルールが成立すると、SMSとして通知を飛ばす、というのが、上記3のざっくりとしたメカニズムの説明です。
で、一回押そうが、二回押そうが、長押ししようが、メッセージは同じものしか飛ばないんですね。
なので、少なくとも押し方を変えるとメッセージも変わるようにしたいと思うじゃないですか。
講師の松岡さんに伺ったところ、ReButtonのバージョンをアップデートすれば出来るそうです。
セミナーで使用したReButtonのバージョンはv1.0で、現在も日々アップデートが更新されている模様。
v1.6からクリックの種類別にルールを変更できるそうです。
手順として、
1.ReButtonをv1.0からv1.6にアップデートする
2.Azure IoT Centralの設定を変更する
3.SMS(またはEメール)のメッセージをルール毎に設定する
という流れで進めていきたいと思います。
それでは長くなってきたので一旦この辺で区切ります。
次回はこの続きから。
最後に、貴重な時間を割いてセミナーを開いてくれたALGYANの皆さん、
講師を勤めてくださったSeeed株式会社の松岡さん、
本当にありがとうございました!